先週、調律をしていただきました。
調律とはピアノの音程を整えたり、タッチの調整や音色を整えていく作業です。
ピアノは木でできていますので、湿気は大敵😭
湿度の高い梅雨の時が一番ダメージが大きいので、梅雨があけてからお願いしました。
うちのピアノは、私が中学生の時に両親から買ってもらい、おおよそ四半世紀近く経ちます。
長年、弾いてきているので、いづれはオーバーホールか買い替えをというお話にもなり、改めてピアノの構造、部品について色々お話しを聞きました✨
その中でも、興味深かったのはピアノの中のハンマー、フェルトについてです。
ピアノが鳴る仕組みは、とても簡単に言うと、このハンマー(フェルト)が弦にあたり、音がでます。
このフェルトの質によってピアノの音色がガラリと変わるのですが、時代とともにフェルトの材質もとても変わってきているとのこと。
フェルトの素材は羊の毛ですが、酸性雨にあたっているか、キューティクルや毛の長さなど、羊も日々環境が変化し、また同じ素材でも、フェルトを加工する会社でが違うとまた仕上がりが変わってくるそうなのです。
普段弾いているピアノも、色々な工程を経て出来上がったのだなと思うと、もっと大切に弾きたいという気持ちになります。
そして、いつかは寿命はきてしまいますが、少しでも長生きしてほしない思いました。
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